衝動買いをして、後悔したことありますよね?
ムダづかいや衝動買いをしなくてすむ方法はないかな?
そんな悩みについて、解決策があります。
「エア買い」のすすめ
「エア買い」という言葉をご存じでしょうか?
エア買い
買ったつもりになって楽しむこと。
ネット通販の普及により、一昔前の「ウィンドウショッピング」的なイメージ。
この記事での「エア買い」の意味は、
「すぐに買うのではなく、一度買ったつもりになって置いておく。あとから冷静な頭で、本当に買うかどうかの判断をしましょうね!」ということ。
具体的な方法について、下記で紹介します。
“2023年にやめたいこと”の第2位が「衝動買い」
博報堂生活総合研究所がこんな調査をしています。
博報堂生活総合研究所は、2015年から毎年秋に、翌年の景況感などについて全国の20〜69歳男女3,900人に予想してもらう調査を実施しています。このたび最新の調査を加え、“2023年 生活気分”としてまとめました。
今回の結果では、昨年に続き今年の景気が「悪かった」が多数を占め、来年の景気でも「悪くなる」が過去最多を更新しました。また、来年は今年よりも「旅行」「貯金」などにお金をかけたいという意識が高まっています。コロナ禍の規制緩和による消費意欲の高まりと、物価上昇の影響から家計を守りたいという意識が混在している生活者像がみえてきました。
出典:博報堂生活総合研究所、生活者にきいた“2023年 生活気分” を発表(https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/100716/)
注目したのは「2023年にやめたいこと」。
調査対象:やめたいことがある人764人(男性379人、女性385人)
やめたいことトップ3
1位 : 無理しての人付き合い
2位 : ムダづかい・衝動買い
3位 : 食べ過ぎ・飲みすぎ
なんと、2位にランクインしたのが「 ムダづかい・衝動買い」。
ムダづかいや衝動買いをしたことを後悔している人が多いことがわかりますね。
【対策】エア買いで「間」をとることが大事!
セールやブラックフライデーなど、ショッピングモールやネットショップでは購買意欲を掻き立てられるイベントが行われていますよね。
こんなムダづかいや衝動買いを防ぐための方法としておすすめなのが「エア買い」です。
「お気に入り経由」の効果−通販サイトのお買い物に
おはようございます
夜な夜な、Amazonで
「エア買い」をしています。翌日、冷静に考えると…
「いらないな」と削除。残った商品はプライムデー
まで待ってみる…w火曜日。
まず今日に向き合う。— イガラシタツヤ|人事とキャリコンと (@the50thstorm) July 4, 2022
「エア買い」の手順
①すぐにレジにいくのではなく、買ったつもりで“お気に入り”などに入れておく
②一定の時間をおいて、冷静な頭で買うか買わないか判断
③本当に必要と判断したら購入
ポチポチっとするだけで決済が完了してしまうのが、ネット通販の便利でもあり、ムダづかいをしてしまう原因でもあります。
注意が必要ですね。
特に楽天経済圏で生活をしていると、注意しなければいけないのが「楽天お買い物マラソン」。
買い物をするお店が2店舗・3店舗と多くなると、購入した店舗数に応じて獲得できる楽天ポイントの倍率が上がっていくイベントのこと。
お買い物マラソンのポイントの誘惑から、つい余計なものを買ってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?
それを防いでくれるのが、
“お気に入り”にいれて冷静な頭で本当に買うか判断する「エア買い」戦法。
すぐに購入するのではなく、KEEPしておくような感覚です。
一晩寝てから“お気に入りリスト“を眺めるのが効果あり!
昨日の購買意欲はどこへやら。
冷静な頭で購入の判断をすると、「いらないかも。。」と踏みとどまることができます。
やはり「間」をとるのがムダづかいへの対策となります。
「本当に欲しいものは、瞬間的に欲しいと思ったものの5%程度しかない」なんていわれることもありますね。
販売経験からの逆算
筆者は、アパレル関係の販売の仕事をしていたことがあります。
この経験の逆算からも、購入前に「間」をとることが、大切かがわかります。
店舗販売で、購入の決定率を上げるポイントは「お客さんの温度感」。
洋服を提案して、お客さんのテンションが上がって、「これ欲しいかも!」ってなった温度感のままレジまで連れていくと、購入してもらいやすくなります。
しかし、ふと冷静な判断をする時間を与えてしまうと、
・この服いつ着るんだっけ?
・もっと安いものがあるんじゃない?
・同じ値段なら、Tシャツじゃなくてパンツのほうが使いまわしが、、?
と迷いが出てきます。一度迷いが生じてしまうと購入率が下がってしまいます。
「エア買い」が効果的なのは、この経験からの逆算からもわかりますよね。
こどもとの買い物にも使える!
こどもとショッピングモールなどにいくとよくある光景。
・付録付きの絵本がほしい!
・ガチャガチャやりたい!
・お菓子がほしい!
これって、目に入ったから欲しくなってるだけの場合がほとんどですよね。
これも「明日まで待ってみてまだ欲しかったら買ってあげるね」っていってその場をなだめます。
だいたい次の日には忘れてますよ。
大人も同じです。購買力があるから買ってしまうだけなんです。
冷静な頭で欲を抑えよう
衝動買いに効果的な「エア買い」を紹介しました。
節約に取り組み、目的のために蓄財中のみなさんにも思い当たる“衝動買い”があったのではないでしょうか?
「モノ=お金」です。
衝動買いやムダ使いを極力減らして、最適な家計にしていきましょう。